大抵の人は、幼い頃から教育機関や家庭などで様々な音楽に触れることにより、音程やリズムをとる能力が自然と養われます。しかし、幼い頃から音楽に関心がなく音楽に接する機会も少なかった人では、その能力は充分に養われず、音程やリズムをとることが難しくなります。また、幼い頃は音楽に触れて大きな声で歌っていても、成長していく内に音楽に触れたり歌ったりすることが少なくなり、音痴になってしまうこともあるでしょう。
音痴な人が家族にいるというのも音痴の要因になります。音痴な家族の歌に耳が慣れてしまい音程やリズムに対する感覚がずれた結果、音痴になってしまうのです。自分自身の感覚にずれがあるため、この場合は他人に指摘されるまで自分が音痴であることに気づきにくいかもしれません。
音痴には大きな声で叫ばないと歌っている感覚がないというタイプもいます。大きな声で叫ぶと音程に対する感覚が麻痺してしまい、音程が分からなくなり、聞く側に苦痛を感じさせてしまいます。日常生活の中でストレスが溜まりやすく、歌でストレスを発散させるタイプの人にはこのような音痴が多いです。
落ち着きがない自分勝手なタイプの人も音痴になりやすいです。普段から音楽をまともに聞かず、なんとなく勝手に音楽を理解して歌っている人は、正確に音程やリズムを把握しきれず、音痴になってしまいます。このように、生活環境や精神的なことがきっかけで音痴になっていくのです。

音痴には大きく分けて2つのパターンがあります。音痴は、自分で歌っている最中に気が付くパターンと他の人に指摘されるまで気が付かないパターンがあり、どちらのパターンであるかによって音痴の矯正への難易度も異なります。音痴と言っても、自分はどのパターンも音痴であるか把握する必要があります。
緊張することや歌い慣れていないことで音痴になるパターンもあります。歌い慣れない歌を歌うため音程もリズムも外してしまうことや緊張して声帯が締まり、声がでないことが原因です。この場合は、歌い慣れることにより音痴の克服ができるので、音痴矯正の難易度も低いです。このパターンは音痴とはいえないかもしれません。
歌っている時に、音程が外れていたりリズムが合っていなかったりすることに自ら気づくパターンの音痴は、簡単に矯正できます。音痴でも正しい音程やリズムを聞き分けられるのならば、音痴になった原因も見つけやすいからです。原曲と自分の歌とを聞き比べて問題点を見つけ、ボイストレーニングをすることで矯正できるでしょう。
音痴で問題なのは他人に指摘されるまで気づかない場合で、このパターンの音痴の矯正は難しいと言われます。正しい音程やリズムが分からないというのは、聴覚障害が原因かもしれませんから、まずは耳鼻科の医師に相談しましょう。話し方がおかしいことを指摘される場合は、このパターンの音痴である可能性が高く、医師からのアドバイスを受けた方が良いかもしれません。

 

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